豆知識ブログ
配色の基本と活用術
配色が苦手です…
色のイメージや効果を知りたい!
前回記事ではデザインの基本4原則について解説しました。
4原則のほかにも、苦手意識をもっている人が多い「配色」についてもいくつかのポイントがあります。配色はデザインの印象を大きく左右する重要な要素!
それぞれの色が持つイメージや基本的なルールを知ることで、伝えたいメッセージを効果的に届けられます。
今回は、配色のポイントやすぐにでも取り入れやすいコツをご紹介します!
1.色が持つイメージと効果
代表的な色とそのイメージ・効果の一例を紹介します。
例えば…
赤:情熱、エネルギー、興奮
見る人に強いインパクトを与えます。飲食やスポーツの分野で活用されることが多いです。
青:信頼、冷静、清潔
信頼感を与えるため、金融や医療関連でよく使われます。
緑:自然、癒し、安心感
エコロジーや健康に関連するデザインに適しています。
黄:明るさ、元気、好奇心
子供向けや注意を引きたいデザインで使われます。
黒:高級感、力強さ、洗練
ファッションや高級ブランドのロゴに使用されることが多い色です。
白:純粋、清潔、シンプル
医療、ウェディングなどで活用されます。
2.配色の基本ルール
デザインの初心者でも簡単に取り入れられる配色の基本ルールを紹介します。
①補色(コントラストを生む配色)
色相環で反対の位置にある色を組み合わせる方法。
【例】赤と緑、青とオレンジ
強い印象を与えたいときに効果的ですが、使いすぎると目が疲れる場合も。
②類似色(調和を生む配色)
色相環で隣り合う色を組み合わせる方法。
【例】黄、黄緑、緑
優しい印象やまとまり感を出したい場合におすすめ。リーフレットやパンフレットの背景などに使うと、自然で落ち着いた印象を与えます。
③トライアド(バランスを取る配色)
色相環で正三角形になる位置の色を組み合わせる方法。
【例】赤、青、黄
明るく活気ある鮮やかな配色なので、特に広告やポスターなど、視覚的に訴求したいデザインに効果的です。
3.配色のコツ
①色の比率「70:25:5の法則」
黄金比(70:25:5)などの配色比率を意識することで、
全体がまとまりやすくなります。
・ベースカラー:全体の70%を占めるメインの色
・メインカラー:デザイン全体を印象付ける色(25%程度)
・アクセントカラー:目を引かせるための色(5%程度)
②背景とのコントラストに注意する
テキストや重要な要素が目立つよう、
背景色と十分なコントラストを持たせることが大切です。
4.色と配色を使いこなしてデザインをアップデート!
配色のコツを取り入れることで、デザインの質が格段にアップします!
ただし、重要なのはターゲットに合った選択をすること。伝えたいメッセージをイメージしながら、色を選んでみましょう!
当社では、デザインから印刷まで一貫してお手伝いしますので、色の使い方や配色に迷ったらぜひご相談ください!
この記事でお伝えしたポイントを押さえて、「色の力」を最大限に活かせるデザイン制作にお役立てくださいね。
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