ごあいさつ

2024年5月、私ども西濃印刷は会社設立から127周年を迎えることができました。その間、印刷に関わる技術はイノベーションを積み重ね、活版印刷からオフセット印刷に移り、そしてこれからはインクジェット方式による印刷など新たなステージに進もうとしています。

私どもは都度変化に対応し、新たな技術、新たな価値観を受け入れ自らを変化させることで社会に求められる存在であり続けるべく努力を積み重ねてまいりました。

しかし、120年前から変わらないことが2点あります。

ひとつは印刷会社が社会で果たすべく役割を全うしてきたということ。その役割とはお客様が発信する個性や知識、そして想いが情報の受け手に届くよう、“ちゃんと伝える”ということです。

活字で印刷することで読みやすく、わかりやすい紙面を産み出すことから始まり、現在ではデザイン・編集・WEB、そして動画といった“印刷以上”の仕事でも伝えたいことを“ちゃんと伝える”仕事をしています。

そしてもうひとつ。それは誠実であり続けること。社是として「堅実・確実・誠実」を掲げる当社はその中でも誠実さを最も大切にしてきました。そしてそれにより得られた信頼こそが120年以上という歴史を支えてきた礎だと考えております。

これからも時代の流れを見誤らず的確な対処をしながら、しかし120年以上前から変わらない2点を見失うことなく、お客様の伝えたいことや魅力を“ちゃんと伝えて”まいります。そしてその積み重ねこそが魅力輝く社会を創り出すと信じています。

代表取締役社長　河野俊一郎